1ヶ月に渡る祇園祭。見に行きたいと思いつつ、
京都の夏は本当に厳しい。
祭りピークの7月17日は雨だったので、暑くなく
今年は初めて数時間も屋外で見ることができた。
23基の山鉾巡行のタイムスケジュールは、9時〜11時20分とのこと
だったが、もっと過ぎていた様に思う。
また、前後の準備も合わせると
4時間近くは山鉾に乗ったままになるのではないかと。
暑かったら熱中症にならないように水分補給が必要だし、
かといって簡単にトイレにも行かれないだろうし、
一体どうしているんだろうかと心配してしまう。
特に、お稚児さん。こどもなのに、こんな過酷な環境に耐えてるなんて・・
そして、この大役はどうやって選ばれ、
一体どんな生活を送ることになるのか気になったので
調べてみた。
驚きの連続だった。
社参の儀や鉾への乗降の際は、地面に足をつけず、「強力(ごうりき)」と呼ばれる人に担がれて移動。
襟足に三角の「うろこ」と呼ばれる剃り込みを入れる。
祭りが終わるまで男性だけで生活。
さらには、長刀鉾(なぎなたぼこ)町と養子縁組を行う(形式上の)というには、すぐに理解できなかった。
人とじゃなく、町と養子縁組って一体・・
謎だらけです。
それにしても、炎天下でも雨でも、どちらも過酷な中
町全体で支えて守り続けている祇園祭には圧倒されました。
期間中だけでなく、その前後の膨大な準備とメンテナンス・・
見ないなんて勿体無い、来年もまた見に行きたいと思いました。
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