人生で初めて、期限より前に余裕をもって確定申告を終えた。
しかも、親の介護で時間が限られている状況のなかで。
昨年の確定申告はイレギュラーが重なり、最終的に修正申告まで行う羽目になった。e-Taxは年々進化しているとはいえ、
細かなケースまで網羅されているわけではなく
直感的に理解しづらい場面もまだ多いと感じている。
今年は自分の申告に加え、親の確定申告もチェックすることに。
医療費控除と年金所得の申告が必要だったが
ここで初めてマイナポータルの便利さを痛感した。ありがたう!
作業の序盤、親の年金額や所得税の通知書が見当たらず、気持ちが沈む。
相談したのは士業の親戚だった。 私は普段
親戚付き合いをほとんどしていなかったが、
親が介護の相談などで連絡を取っていたおかげで
頼ることができた。
マイナポータルの具体的な使い方を教えてもらい
ようやく入力のスタートラインに立つ。
医療費控除の作業も様変わりしていた。
かつては領収書を集め、電卓で合計を出すしかなかったが
今は画面上で合計額を確認するだけで済む。
年金の源泉徴収票に相当するデータも連携されており
入力作業はかなりシンプルになっていた。
数年前、ポイント目当てで登録したマイナンバー関連の設定――
- マイナンバーカードの取得(最大5,000円分)
- 健康保険証としての登録(7,500円分)
- 公金受取口座の登録(7,500円分)
正直、2万円ばっかり気を取られて肝心の内容はほぼ覚えていなかったが、今回それらに救われることになった。
当初は、マイナポータルに反映されない通院費――
たとえばストレッチャー搬送の「介護タクシー代」など――を手作業で集計する必要があると身構えていた。
しかし、e-Taxで仮入力してみたところ、ポータルの集計数値だけで所得税が全額還付されることが判明。
医療費控除は翌年に繰り越せないため、上限を超えてまで追加集計する実益はない。
念のためAIにも確認し、「医療費は繰越不可」という前提を含めて全体的な裏付けを取り、安心して作業を切り上げることができた。
📌 備忘録:還付申告は5年間遡れる 払いすぎた税金を取り戻す「還付申告」は、最長5年前まで遡ることが可能。「去年忘れていた」という場合でも、諦めずに申告しませう。
今回の一連の作業を通じて、情報収集の方法にも気づきがあった。
従来の検索エンジンでは見つけにくい情報も、AIを併用することで補完できると実感。
(写真は、Amazonジャパンでなく、Amazon Kindle本の売上先登録番号。通常の検索では上位表示されなかったが、AIの回答でわかった内容。)
今回の経験を経て、2つ考えが変わった。
これまで私は、情報の集約によるリスクを懸念し、あえてマイナンバーカードの利用を避けていた。
病院でも保険証を使い続けていたが、今回マイナポータルの利便性を体験したことで、その考えは変わってしまった。今後は積極的に活用していくだろう。
「親戚付き合い」についても改める時がきたかもと思った。
これまでは煩わしさを感じて距離を置きがちだったが、いざという時に頼れる存在がいる安心感は想像以上に大きかった。身内だからこそ、率直な相談もしやすい。
とはいえ、急に関係性を変えるのは簡単ではなく・・
少し関係を見直してみたいとと思えたこと自体が、ひとつの前進なのだということに強引にしたいと思う。
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