街の中心からは少し離れた場所にあり、
行こうと思いつつなかなか行くことがなかった大徳寺へ
今日初めて訪れた。

思っていたより広く、すれ違う人たちが
「大徳寺でほぼ1日使うね」と
喋っているのが聞こえた。

確かに、大徳寺その内部に
たくさんのお寺があり

それらを拝観せず
とりあえず端から端まで歩いてみただけで
3時間を超えたんですけど。

私の今回の目的は
キリシタン大名とも縁の深い大徳寺が
実は教会の役割を果たしていて
キリシタン灯篭などにその名残があると
最近読んだ本に書かれてあり
それらを見に行くこと。

お庭を見ながらお抹茶も戴きたい。

それから、周辺に茶道具屋さんがあれば
お店も回って、裏千家のお稽古着などを買いたい
と思っていた。

とりあえずお庭を念入りに見たけど
分からず仕舞い。

行けばわかると思っていたのだけど
もっとちゃんと調べてから
出直そうと思う。

目的のものは見られなかったけど
お庭はとても美しかった。

写真の大徳寺高桐院は拝観休止中とのことで残念。
高桐院の説明
「慶長6年(1601)に細川忠興が建立。書院は千利休の邸宅を移築したもので、茶室松向軒は秀吉が天正15年(1587)に北野で大茶会を催したときの茶室を模したものと伝わる。細川忠興とガラシャ夫人の墓があり、忠興の墓塔は、もとは千利休からゆずられた灯籠で、秀吉に召し上げられるのを恐れて裏の一部を欠かしたという。」

ガラシャは洗礼名。
灯篭の裏の一部には何があったのだろう?
色々思いを巡らせて
あっという間に半日が過ぎてしまった。