堺と言えば、
仁徳天皇陵に代表される古墳群の地。
そして千利休の出身地。
そんな堺は、私が住みたい場所の一つ。
古墳も茶の世界もDNAレベルで好きだからだ。
訪れるたびにテンションが爆上がりし、
何か用事を見つけては行くようにしている。
仁徳天皇陵は世界遺産に登録されたものの
観光客の数はまだ少なく
京都の混雑とは比べ物にならないほど。
そのため、今はまだ絶好の穴場スポットだと思う。
そして、老舗和菓子屋さんの和菓子が
すばらしく旨い。
素朴な見た目が多く、まったく映えないためか
インスタにも登場しない。
そこがまた狙い目だと思う。
今回は和菓子爆買いをした。
(実は和菓子は冷凍保存がきき、特に煉切は日持ちする)
普段、糖質は避けるようにしているが
和菓子だけは例外。
お抹茶とともに戴く。
特に大好きな小島屋のけし餅。
見た目はめちゃめちゃ地味だが、
その美味しさに魅了され続けている。
堺では小島屋の喫茶スペースもあり
一度訪れたいと思っており
今回初めて入店できた。
目を釘付けにしたのは
けし餅が入ったロールケーキ。
和菓子の種類はそれほどなく「けし餅」一つでここまでやってきました感が
素晴らしいと思っていた。
が、ここに来て敢えて挑戦してみた、という感じなのだろうか?
けし餅はそのまま食べた方が美味しいと120%確信していたが、
小島屋ラヴの自分としては
この大胆な挑戦を無視するわけにはいかない。
結果は予想通りだったが、後悔無し!
関西の虎屋では
まんじゅうの中にまんじゅうだらけな
「蓬が嶋」という(別名:子持ち饅頭)
まんじゅうの中に複数のまんじゅうがじゅうまんしたまんじゅうが
予約制で販売されている。
その流れで、ロールケーキの中にけし餅も自然なのかもしれない。
知らんけど。
そして今回その子持ち饅頭を超えるブツを発見してしまった。
その名も「斗々屋茶碗 」!
千利休が 珍重した名碗「斗々屋」をそのまま再現した実物大のお饅頭
だそう。
直径約16センチあり、
丹波大納言の粒餡と柚子餡が二層になっていて
切り分けてお好きなだけお召し上がりください。
とのこと。
これは・・上質の白い粉がたんまり混入していそうなブツ。
合法的に血糖値ぶち上がりだ!
約10分ほど商品を見つめていたが、
そのあと現実をも見つめ直し
手のひらにおさまるサイズの斗々屋茶碗 小
を買って帰ることにした。
珍しく正しい判断をしたと思う。
コメントを残す