「変化に最も対応できる生き物が生き残る」とダーウィンは言っていないとか言ったとかで
正しくは誰の言葉なのか分からないものの、私にとっての一つの指針となっています。

昨年、アップルストアでたまたま見かけた初心者向けワークショップに参加していた年配の方々を見かけ
クラスに置いていかれまいと食い付く姿に感動してしまいまして
諦めかけていた親のガラケーをスマホに変えようと決心しました。
高齢になればなるほど、ネットで買い物をしたり、テレビ電話(LINE)できたり
ということが必要になると感じているからです。

「直感的に使えてガラケーより操作が簡単になる事」や「結果的に安くなる事」を親に長い期間かけてアピールし
いよいよスマホ購入手続きをするにあたり
「来週末なら一緒に契約に付き合えるから、銀座でランチした後に行ってみない?」と誘い、渋々承諾。
アメとムチを使いました。
そして直ぐにレストランとスマホのお店に予約を入れ
気が変わっても「もう予約してしまったから」と言う事にしました。

機種変直後はかなり不機嫌でしたが
区民館などで高齢者向けにスマホ教室の様なイベントをやっているらしく
次に会った時には「オッケーgoogle」と音声入力で検索していて驚きました。
更には調子に乗り、了解の意味の「OK牧場」的に
「オッケーgoogle」と私にドヤ顔で言うので、ちょっとイラッとしてしまいました。

年末に旅行へ行った時に、移動中手持ち無沙汰だったようで
小一時間インターネットで何か調べ物をしていました。
数ヶ月で着実に進歩していてほっとしました。強引に機種変して良かったです。

約1年が経過し「スマホにして世界が変わったかも」と親が言っていました。
ああ良かった。