大掃除は11月中にやることにしていて
今年も始めた。

だって、12月末って窓拭きするには寒いし
ゴミを捨てる日は限られてくるし
何だかんだ年末はたて込んでくるし
できるなら今やっといた方が良いべ。

本格的な寒さが来る前か、
あるいは江戸時代文化に立ち戻り
旧暦の12月13日 − 現在の1月下旬 – 立春の前
あたりが良いに違いない

と勝手に信じている。

今年やっと
不用品の過半数を処分できて嬉しい。

でもまだ有るんだな、コレが・・
今までよくもまあ買い込んだもんだ、
と自分でも呆れる。

今週は古本を30冊弱処分した。
(ブックオフに行ったのだが
全部で買取額が65円と、今までの最低金額だった。
そしてまた何冊か古本を買ってしまうという事もした。)

積ん読して何年も経ってしまった本を
処分前に読み出したら、結構面白くて
久しぶりに深夜まで読みふけってしまった。

「イエスの遺伝子」という本。
20年前の出版だが、遺伝子治療研究や
ウイルスや菌について
物語の伏線として分かりやすく説明されていて

コロナ禍、興味深く読めた。

ウイルスの中でも、HIVの様になぜ治癒が難しいものがあるのか全然わかっていなかったが
人間のDNAの中に入り込んで安定的に潜伏&増殖してしまうレトロウイルスがいて
HIVはそのレトロウイルスなのだそう。

レトロウイルスは人間の染色体に入り込んでしまうが
逆に、遺伝子治療はレトロウイルスを運び屋として利用しているという事も初めて知った。

小説の中では、待ち望んでいた不老不死に近い遺伝子治療法を創り出してしまうが
結局、逆に秩序を乱すので一般には使わないという主人公の結論だった。

都市伝説的には、本当にそれに近い治療があるなんて言われているけど、本当にそうなのかもしれないと思ったりした。