初めて他県で運転免許の更新をすることにした。

一時期ほどは激しく移動していないものの
まだ移動生活中が続いているからという理由と

住民票がある地区の免許更新センターが
やたら不便な場所にあり
できるなら二度と行きたく無いと思っていて
今回はおしゃれな神戸元町で更新することにした。

しかしながら、基本的にお役所手続きは合理的でない上
イレギュラーな行動をとるとお仕置きだぞ
という様な目に合う。

大前提として、お願いだから
免許証の元号表記は止めて貰いたいものだ。
私の免許証の有効期限は
「平成32年10月」までとなっている。
平成32年はもはや存在しない。

西暦表記であれば、あっ!今年だ気をつけなきゃ
と瞬時に判るというのに
「平成32年っつーことは、そろそろか?」
と一瞬はて?と思い
「まあ、お知らせのハガキ来るからいっか〜」と忘却の彼方へ。

(※更新後は西暦と和暦両方の表示になっていた。めでたし。)

しかし!
アドレスホッパーはケセラセラに生きている様に見えて
定住者より計画的に生きなければアウトな側面がある。

このように免許更新のお知らせ葉書も
住民票を置いている所で、何としても受け取らねばならない。

そして無事はがきをゲットした次は
以下を予め用意せねば。
・住民登録のある都道府県の2,550円分の収入証紙 
収入印紙ではなく、収入証紙という物で
これも全くピンときていなかった。

これを入手するために

①収入証紙郵送申込書
(領収証の宛名、住所、連絡先電話番号、担当者名、購入金額、枚数を記入したもの)
②返信用封筒
(返送先の宛名、住所及び郵便番号を記入して書留郵便代金の切手を貼り、「簡易書留」または「一般書留」と朱書きしたもの)

③現金書留を送付
(2,550円と①と②を封入し、郵便窓口で封入した現金金額を申告し、重さを測って書き留め料金を支払う)

ということをして約1週間待つ。というアナログな作業をする。
日常的になったネット決済って素晴らしいと痛感した期間だった。


写真も用意する必要があった。
免許写真は当日撮影するものと思い込んでいたのだが
経由更新はあくまでも
他県で受付けをするだけで

必要書類を全部転送して
住民登録の地域で発行するので
当日写真撮影はできないのだそう。

という訳で、私は写真を持って行かなかったので
センター内にあった証明写真撮影機で慌てて取る。

免許センター内に置いてある撮影記で
素直に案内にしたがって撮影したというのに

免許写真にしては大きな仕上がりになってしまったそうで
「これだとハミ出しはしないけど、枠いっぱいに顔だなあ~。顔でいっぱいいっぱい!」と言われた。
5年間、顔でいっぱいいっぱいの身分証明書を使うことになる。

手続きはまだ続く。

イレギュラーな手続きなので
イレギュラーな人達対応の窓口に並ばなければならず
待ち時間があった。
主に高齢運転者の免許返納手続きが多い様だった。

それでも平日だったので、待ち時間や写真撮影も含め
手続きは40分弱くらいで済み
それからビデオ講習の30分を含め、全体で1時間強。


くたびれたわけではないが
手数料は多くかかり、手間も増えるので
今度から通常の免許更新にしようかと思う。

つづく