伊賀で展示されていた秘伝書
「萬川集海」
を見ると先ず「不眠薬」というのが目に入り
「鷹のフンの白い所ばかりを取り・・」と綴られていて
意外と読むことができた。
鷹の糞に一体どんな成分が含まれているんだろうか?
ジャコウ猫の糞から採取される未消化のコーヒー豆が
最高級とされている事実をふと思い出した。
「鷹の糞 成分」でググってみたけど分からず。
読んだ時は半信半疑だったのだが
その隣には
「アハウ薬」と記されており
アハウって・・あほうの事?
と思いながら読み進めていくと
「麻の葉」と書かれていて
更には「うつけてあはうに成る」とあり
もうこれは間違いないでしょう。
葉は7月に採取するのが宜しい
とまで書いてある。
この書物は本当だ、と思った。
それから「狼煙(のろし)」。
狼の煙と書くことについて
私は勝手に見た目から
狼の様に灰色のモクモクとした大きな煙
という表現をしているのかと思いきや
「狼の糞は煙をまっすぐに上げるのに役立った」
とのことで
Gunpowder mixed with fermented and dried wolf dung was used because it made smoke rise straight up……
ふぁんたすてぃっく。
萬川集海は現代語訳された本が出ているらしいので
読み耽りたい。
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