引越し作業&掃除で
日々疲れてしまっていたのと

翌日も内見があり
お風呂掃除したくなかったので

銭湯でゆっくり湯に浸かりたいと思った。

近所の銭湯は
後継者がいないのと
昨今の光熱費高騰で
閉店してしまっていて

電車に乗って何駅か先の
そして駅からバスに乗って15分くらいの所にある
温泉施設へ行った。

私がよく行く温泉施設は
下駄箱の鍵で入場から退出までを
一元管理できるのでそれに慣れてしまっていたけど

今回行った所は
下駄箱は下駄箱の小さな鍵、
それからロッカーの鍵の2つを
自分で持っていなければいけない。

ロッカーの鍵には鈴が付いていて
落とした時に気づくようになっているのか・・
と思ったのに
それ以降記憶がなく

結局、帰りに何度探しても
見つからなかった。

下駄箱の番号を覚えているわけでもなく
「なんとなくこの辺り」しかわからなかった。

お店の人に鍵を無くしたことを伝えると
「他の人の下駄箱を開けるわけにはいかないので
閉店(翌午前3時)後に残っていたら内容を確認して
お客様にお返しします。
今日はお返しできません。」

とのこと。

「わ・・わたしは・・どうやって帰ったら・・
く・・くつが・・なくて・・どう帰れば・・」

井上陽水の「傘がない」が頭の中で流れ。

救済措置として
いったん鍵弁償代を支払い、
今日のところはサンダル(漁サン)を貸してくれることに。

有難いことに
漁サンは歩きやすく
茶色だったので目立たなかった。
帰りに高島屋デパートで買い物もできた。

でも私はやっぱり疲れ果てていた。
ゆっくり湯船でリラックスして
もう家に帰って寝るだけだと思っていたのに
また疲弊していた。

家族に話したところ
「貸してくれるだけいいよ。
有無を言わせず買わせる所だって多いよ」
と返された。さては経験者だなと思った。

大ポカやっちまったぜと落ち込んでいたけど
意外とみんなやらかしているのか?
いやいや、そんなことはないだろう。

ミスはこれにとどまらず、色々と続いてしまった。
とにかく疲れ切っていた。

とりあえず、この件は
翌日には電話がかかってきて
下駄箱の鍵も見つかったとのことで解決した。
翌日、電車とバスに乗り
サンダルを返して靴を引き取りに行った。

きっと今年の夏はギョサンを買う。