こんな言いにくいこと林真理子しか
ズバッと言えないよなあと本を手に取った。

♦︎お客様用のお皿をしまっておいてはいけない
♦︎「おむつの日」を覚悟していく
♦︎歯医者とは仲良く
♦︎清潔にしてしすぎることはない
♦︎親の死を無駄にしてはいけない

など含蓄のある言葉が並ぶ。

「人生100年時代」という言葉のおかげで
なんとなく100歳まで元気な気分でいたけれど、
親の介護や周りの様子を見ていると
身も蓋もないけど現実は
80代になるとたいていボケるか死ぬ

父の介護と看取りで、母も私もかなり疲弊した。
ようやく一区切りつくと、
今度は母が叔父の介護に通っている。

ただ、私は叔父の介護には直接かかわらないようにしている。
介護関係者の知人からも「自分を守った方がいい」と助言を貰っている。
保証人も必要になるし、申し訳ないけどもう少し叔父と距離の近い親戚にお願いしたい。
母自身がすでに要支援の身で
私はこれから先の母の介護体制を整えなければいけないので・・。
と言っても、まあ従姉妹たちや親戚、似たような状況で大変なんだろうけど。

という訳で、少し距離を置いているのだけれど
その結果、叔父を介護する母を、私が付き添ったりして
介護する人を介護する、という構図になっている。

母は負担ながらも、「私がやらなきゃ」と自らを駆り立てて
実は楽しいのかもしれないし
誰かの役に立つとやり甲斐があって嬉しいかもしれないとも思え
必ずしもマイナス面ばかりではなさそうなので
今は恐る恐る見守っている。

老後って、もっとのんびりと茶をすすっているものだと思っていたけれど
(たぶん、昔見たアニメの老人のイメージが焼きついているのだと思う)
現実は案外ドタバタのようだ。
介護が終わったと思ったらまた介護、自分も通院。
落ち着くかと思ったら別の課題がやってくる。
「そのうちゆっくり」が訪れる可能性は少ないかもしれない。

早速、お客様用の食器を棚から出してみた。使える時間は少ない。
普段用に使おう。
とにかく
♦︎人生を愉しまずに逝ってはいけない